私たちの思い「Bridging the evidence-practice gap」

「こんなに効果のある先駆的なケアが論文として公表されているのに、なぜ臨床に広まらないのだろう」、「あの患者さんにあのケアを提供できれば、きっとよくなるのに」。研究者である私たちはいつもこの悩みを持っていました。そして臨床現場で働く看護師は「研究論文に書いてあることと、目の前の患者さんは違うから」「この技術を実際の現場でどう使えばいいのかわからない」と、研究を実践に取り入れることの難しさをいつも感じています。私たちは研究成果を臨床に役立てるためにどうすればいいのかについて熟慮に熟慮を重ね、2019年(令和元年)6月1日、一般社団法人次世代看護教育研究所(Research Institute for Next-Generation Nursing Education: RINGNE)を設立いたしました。

次世代看護教育研究所は、看護にかかわる次世代の人材を育成するために、研究活動、教材開発、Eラーニングシステムの開発、講習会開催の運営をします。本研究所の目的は、最先端の研究成果をスピーディかつ効果的に現場に適応することのできる次世代の人材の育成です。特に、東京大学から発信される新しい可視化技術や体圧分散技術など、「非侵襲性」、「無拘束性」、「リアルタイム性」を兼ね備えた臨床に役立つ技術を普及し、患者アウトカムの改善に寄与します。

最先端の研究成果を臨床に活かすことは、これまで必ずしも十分議論されてきませんでした。そのため、研究と臨床が乖離し、患者アウトカムが改善しないという問題はいまだに解決されていません。このエビデンス・プラクティス・ギャップを埋める一つのソリューションが、研究成果に基づく新たな看護ケアを専門的に教育する研究所の設立です。研究を研究だけで終わらせず、研究を真の意味で社会に還元する一つの道筋として、次世代看護教育研究所は新たな道を切り拓いていきます。

次世代看護教育研究所が提供する教育プログラムの対象は、あらゆる場で働く看護師、看護学研究者です。研究と臨床を結び、病に苦しむ患者のために少しでも良いケアを提供する。未来に向けて、次世代看護教育研究所は歩み続けます。ぜひ、私たちの活動から、次世代の看護教育の息吹を感じていただき、日々の臨床実践に役立ていただければ幸いです。

2019年(令和元年)6月吉日
次世代看護教育研究所 代表理事
 真田弘美

法人情報

法人名

一般社団法人 次世代看護教育研究所 (英文名: Research Institute for Next-Generation Nursing Education)

代表理事

真田弘美

役員

理事 須釜淳子
理事 尾内千津子
理事 太田秀樹
理事 岡田晋吾
監事 小路和幸

組織図

所在地

〒113-0033 東京都文京区本郷3-26-1-702

設立

2019年 6月1日

取引銀行

みずほ銀行 本郷支店

定款

一般社団法人次世代看護教育研究所定款(PDF

規約集

沿革

2019年6月1日

一般社団法人 次世代看護教育研究所 (Research Institute for Next-Generation Nursing Education) 設立